米国株で最低押さえておくべき経済指標は、3つです。毎月チェック
それと、米国10年債利回り。毎日チェック
リンク貼ってありますので、ここから正式なサイトへ飛べます。
公式ソースへのリンク集なので、ここをブックマークして毎日スマホでチェックしています。
ISM製造業景況指数 月一確認
ISM(Institute for Supply Management)製造業景況感指数(Manufacturing Report on Business)とは、全米供給管理協会(ISM)が公表しているアメリカの製造業の景況感を示す指数
毎月第一営業日更新
- アメリカの主要な製造業の、原料仕入れ担当への景況感アンケート
- 原料仕入れ→製造→出荷→消費なので、アメリカ経済の最も先行性が高い重要指標
ISM製造業景況指数は45~60で動き、55くらいが基準値
- 50以下:景気が悪い
- 50前半:景気はまあまあ
- 50後半:かなり好調
- 60以上:過熱
過熱傾向ならば、放っておくとインフレになります。
そのため、冷ますために金利を上げます。
金利が上がれば株価は下がります。
パソコン版は上のリンクを開き、下記のように選択すると見やすい!
これで、ISM製造業景況指数と、米国非農業部門雇用者・失業率はまとめて見れます。
スマホは、残念ながらスクリーニング機能が無いので、日付を選択して見ます。
カレンダーのアラートに
ISM:毎月第一営業日更新を登録しておくと忘れない。
米国・非農業部門雇用者(雇用統計) 月一確認
毎月第一金曜日更新(夏21:30 冬22:30)
- アメリカでは、消費の7割が個人消費(日本は6割)
- 消費者の雇用が消費に直結するので重要
15万人前後の増加が基準値です
雇用者数の増加も適温があり、放っておくとインフレになります。
高すぎれば金利を上げてコントロールします。
金利が上がれば株価は下がります。
(さっきと同じです)
これで、ISM製造業景況指数と、米国非農業部門雇用者・失業率はまとめて見れます。
スマホはスクリーニング機能が無いので、
非農業部門雇用者:毎月第一金曜日更新
でアラート登録しておく。
失業率 月一確認
失業率の基準値は、5%~6.5%
4%台:景気過熱の目安
6.5%:景気後退の目安
失業率も適温があり、それ以上ならば金利を上げてコントロールします。
金利が上がれば株価は下がります。
失業率が上がれば金利を下げて、株価が上がる・・・皮肉ですがそんな時もあります。
失業率は、その時の相場環境によって与える影響が異なりますので、一概に〇〇万人ならOKというわけにはなりません。むずかしい・・・。
(さっきと同じです)
これで、ISM製造業景況指数と、米国非農業部門雇用者・失業率はまとめて見れます。
米国10年債利回り 毎日1回以上確認!
ISM製造業景況指数・米国非農業部門雇用者・失業率は、すべて金利の先行指標です。
長期金利上昇のペースに株価は敏感に反応します。
長期金利が上がれば株価は下がります。
長期金利は、〇〇%以上になったらといった画一的な見方はできません。
毎日着実に金利が上昇していく場面で、株価は下がりやすい。
例)
2021年2月末から長期金利(赤)が上がり始めて、NasdaqQQQ株価(青)が下がります。
でも、3月末、金利が上がったままでも安定すれば、株価は回復し始めました。
米国10年債利回り(長期金利)は、毎日チェックする必要があります。
理論株価=企業の利益÷(長期金利-成長率)
これは、概念的な公式です。
- 長期金利が上がれば、理論株価は下がります。
でも、でも、ここがややこしいのですが
- 長期金利上昇以上に成長率が高ければ、株価は上がります。
注)金利と株価の関係については、
- 国債の金利が上がれば、株よりも安全な国債に資金が流れ株が下がる
- 金利が上昇すれば、ハイパーグロース株の将来価値が目減りするので、株価が下がる
など、もっと詳しい内容は、ゆくゆく覚えましょう。
2021年4月では、先行きの好業績を織り込み済み
ISM製造業景況指数・米国非農業部門雇用者・失業率の数値を見て、目安とかなりかけ離れていることが分かります。
2021年4月では、先行きの好業績を織り込んだ株価となっており、その後のインフレ懸念に対する利上げの思惑を探り合いながらピリピリした相場になっています。
そのため相場はギグシャグする局面がありました。
これらの指標をチェックすれば、マーケットの動いた理由を知る手がかりとなります。
- 長期金利は毎日チェック
- 重要3指標は1か月に1回チェック
これは米国株投資に欠かせませんので習慣化しましょう。
(このページは、私自身が習慣化するためにスマホにブックマークするために作成しています)
2021年10月以降 原油価格も要チェック
高値更新を続けているS&P500
そのEPSの源泉が、ハイテク関連から、石油関連銘柄に移りつつあります。
利益の中身が変化しているので、原油価格もチェックする必要があります。