さて、いざ米国株に指値注文。
移動平均線も上を向いる
ローソク足も移動平均線の上にある
パーフェクトオーダーのタイミング。
買った瞬間から上昇!
やった!
と思っても、なぜか、-〇〇〇円の損失
上昇してるはずなのに含み損ってなんだ?
これは、参考為替レートというものが5%に設定されているからです。
株価が上がっていれば含み損にはなっていませんのでご安心下さい。
参考為替レートとは
参考レートとは、米国株を注文する際、その約定予定金額を計算するために利用する為替レートです。
注文時に参考レートをもとに計算した約定金額(予定金額)は、実際の約定金額とは異なります。
実際の約定金額を計算する際に利用する「約定レート」は原則として、米国約定日の翌国内営業日の07時00分頃のレートとなります。なお、実際の約定金額は、翌国内営業日の07時30分以降に確定するため、約定予定金額は、参考レートを用いて算出した金額に余裕率(105%)を乗じて計算している仮の金額となります。
DMM株より https://kabu.dmm.com/
為替は常に変動している為、1ドルいくらで計算して約定させるか、買った時点では決まっていません。
1ドルいくらで約定させるかが決まるのは翌営業日です。
それまでは、念の為5%不利な状態で計算して仮表示します。
というものです。
買った瞬間含み損になるのは、
為替を弱気に見積もって-5%で表示しているだけです。
翌朝10時過ぎに確認すれば、正式なレートで再計算されて、含み益になってます。
参考為替レートを手数料と誤解するな!
株の売買には、証券会社の手数料がかかります。
それが影響することは確かです。
でも売買にいきなり5%の手数料がかかることはありません。
楽天証券より
約定代金に応じて手数料がかかります。インターネット・電話・成行指値といった取引方法による手数料の違いはありません。
1取引当たりの手数料
約定代金の0.495%(税込)
約定代金 手数料 2.22米ドル以下 0円 2.22米ドル超 ~ 4,444.45米ドル未満 約定代金の0.495%(税込) 4,444.45米ドル以上 22米ドル(税込)
- 最低手数料が無料になるお取引は、約定代金が2.22米ドル以下のお取引のみとなります。
このように、米国株であっても今は手数料は気にならないレベルです。
「米国株だから、やっぱ手数料たっけーな~~」ということはありません。
参考為替レートのマイナス表示を見せつけられて、それを手数料と誤解してしまう。
その結果、利確・損切が遅れる。
そんなことが無いように注意しましょう。