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アメリカの経済が良いのは、トランプ増税をみこした企業や個人の駆け込み需要が旺盛なことによるものと思われます。
トランプが勝利したときからこの流れは実は始まっていたということになります。
AI需要による好業績が支えになっていることも考えられるが、それだけで株価のバリュエーションを支えていくのには無理な段階に差し掛かっている。
2025/1/1現在、アメリカ経済が強く、トランプ関税によるインフレリスクも織り込む形で10年債利回りは4.5%を超える水準にまで上昇しています。
しかし、1/20にトランプが大統領に就任し、直ちに関税を開始すると、今度は消費の腰折れが懸念されて、利回りが下がり始めるのではないだろうか?
それとタイミングを同じにして、ドル円も下がり始め円高に進み始めるとおもわれます。
1月20日 トランプ大統領就任
トランプ大統領就任に前後して、長期金利低下、ドル円低下が始まると考えられます。
通常長期金利低下は株価にとってプラスに働くが、今回想定する金利低下は米国の景気減速に起因するため、必ずしも株価にプラスに働くとは考えられないと思います。
トランプ関税を見越した消費の先食い
トランプ関税による消費低迷、インフレ加速
移民抑制によるインフレ加速
これらの問題に直面する1月から3月くらいまでは株式相場は軟調に推移するのではないだろうか?
インフレが再加速せず、経済が弱くなるようなら3月のFOMCにて利下げ期待が浮上する可能性があります。
1月1日時点では、2025年の利下げ見通しは2回、0.5%しか織り込まれていません。
しかし、広瀬隆雄氏の見通しは、利下げ4回、1%となっています。
経済が思いのほか弱いという織り込みが始まりつつ、今後の利下げ見通しが大きくなっていくかどうかに注目したいと思います。
すなわち、2025年の利下げ回数が、2回から上方修正されていくかの動きを見ようと思います。
景気減速、利下げ観測が高まりつつ、3月くらいに相場が底打ちをすると考えそれまではポジションを取らずにVGSHに逃がして様子を見る戦略とします。
円高が早く進むようであれば、VGSHを一部売却して円で受け取ることも検討します。