ハイグロ株
2020年~2021年の相場はハイグロ株で盛り上がっていました。
いまでこそくすぶっているTSLAはじめ、GAFAMなどの大型株
CRWD ZM OKTA UPST・・・
あのときの熱狂はどこへ行ってしまったのか。
2020年のコロナショックの後、FRBの金利政策の追い風の元、ハイグロ株などが値を飛ばしていました。
しかし、2021年末に、勢いを増すインフレを抑えるために利上げすることを匂わすと、一気にハイグロ株たちは値を消しはじめました。
2023年5月現在、まだまだ高いFFレート(金利:5.0~5.25%)が続いておりハイグロ株には逆風です。
でも、ひとたび、FRBが利下げを匂わせてきたら・・・
2021年末とは逆の現象 つまりハイグロ株が再度上昇することが考えられます。
その時には、
- 2021年~2023年通して、決算が良かった
- 2020年~2021年に大相場を付けていない
という条件の銘柄から跳ねると考えられます。
①決算が良いのは当然です。
②2020年~2021年のコロナ相場で大きく上昇したのち売り叩かれて沈んでいる銘柄は、含み損を抱えて塩漬けになっている投資家がたくさんいると思います。
そのため、ちょっと上がったらすぐに【やれやれやっと戻ってきたぜ売り】に押されて値運びが悪くなることが予想されます。
なので、コロナ相場で大きく上昇したのち売り叩かれた銘柄は、決算が良くても大きな上昇は期待しにくいです。
(下記はUPST アップスタート)株価は最高値から20分の1まで下落
一方、2021年末にIPOされた銘柄のDUOL(デュオリンゴ)は、コロナバブルの恩恵にあずかれていないので、戻り待ちの売りは比較的少なそうです。
そのため、2023年末?2024年?知らんけど(誰も分かりませんが)FRBの利下げに備えて以下の銘柄をメモしておくことにしました。(適宜追加)
- 2021年~2023年通して、決算が良かった
- 2020年~2021年に大相場を付けていない
デュオリンゴ:DUOL
第1四半期決算(2023.5)
- EPSは予想-24¢に対し-6¢
- 売上高は予想1.13億ドルに対し1.16億ドル
- 売上高成長率は前年同期比+42.4%
- 第2四半期の売上高は予想1.19億ドルに対し新ガイダンス1.22~1.25億ドル
- 2023年の売上高は予想4.94億ドルに対し新ガイダンス5~5.09億ドル
チャートでも新型コロナ相場の戻り待ちの売りが少なそう
リーガルズーム:LZ
第1四半期決算(2023.5)
- EPSは予想6¢に対し7¢
- 売上高は予想1.55億ドルに対し1.66億ドル
- 売上高成長率は前年同期比+6.8%
- 第2四半期売上高は予想1.62億ドルに対し新ガイダンス1.66~1.68億ドル
- 2023年売上高は予想6.31億ドルに対し新ガイダンス6.3~6.5億ドル
株価はピークの1/4まで売られているが、まだマシな方です。
エアビーアンドビー:ABNB
第1四半期決算(2023.05)
- EPSは予想10¢に対し18¢
- 売上高は予想17.9億ドルに対し18.2億ドル
- 売上高成長率は前年同期比+20.5%
- 第2四半期の売上高は予想24.2億ドルに対し新ガイダンス23.5~24.5億ドル
株価はピークの約半分程度の下落なので、まあ良いかもしれません。
ドラフトキングス:DKNG
第1四半期決算(2023年5月)
- EPSは予想-86¢に対し-51¢
- 売上高は予想6.97億ドルに対し7.7億ドル
- 売上高成長率は前年同期比+84.5%
- 営業キャッシュフローは-2.01億ドル 前年同期は-3.56億ドル
- 2023年の売上高は予想30.1億ドルに対し新ガイダンス31.35~32.35億ドル
(旧ガイダンスは28.5~30.5億ドル) - 2023年の修正EBITDAガイダンスは-3.4億ドルから-2.9億ドル
(旧ガイダンスは-4.5億ドルから-3.5億ドル)
データドッグ:DDOG
第1四半期決算(2023年5月)
- EPSは予想24¢に対し28¢
- 売上高は予想4.69億ドルに対し4.82億ドル
- 売上高成長率は前年同期比+32.7%
- 第2四半期のEPSは予想26¢に対し新ガイダンス27~29¢
- 売上高予想5億ドルに対し新ガイダンス4.98~5.02億ドル
- 2023年のEPSは予想$1.06に対し新ガイダンス$1.13~1.20
- 売上高予想20.8億ドルに対し新ガイダンス20.8~21億ドル
FRBが利下げ
したら買いたい
株(メモ用)